目次
序章 本研究の課題と目的・対象・方法
第1章 近代の岡山における社会事業の概要と変遷―岡山県済世顧問制度を中心に
第2章 済世顧問と公衆衛生に関する研究の動向と課題
第3章 公衆衛生と「防貧善化網」の概念―ヘルスプロモーションの理念にてらして
第4章 「防貧善化網」の特性―初代顧問の地域分布、職業、年齢、首長・議員経験
第5章 「防貧善化網」の実相―初代顧問の事績と地域的展開
第6章 山本徳一と健康文化村の創成
第7章 母子保健活動における「防貧善化網」
第8章 土光午次郎と農村隣保事業―南野協会と子宝講
第9章 済世顧問と愛育村・愛育委員活動
終章 結論と展望―住民主体の健康を核にした地域づくりに向けて
資料
著者等紹介
二宮一枝[ニノミヤカズエ]
岡山県生まれ。2006年9月岡山大学大学院文化科学研究科産業社会文化学専攻(博士課程)卒業、博士(文化科学)取得。現在、岡山県立大学保健福祉学部教授。専門は地域看護学(公衆衛生看護学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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