内容説明
本書は、民法のうち「財産法」(総則、物権、債権)に関する103の判例を、4コマまんがと文章で解説したものです。『判例百選』『重要判例解説』『判例セレクト』(以上、有斐閣)に掲載されている重要な判例をピックアップしています。巻末の判例索引によって、よりくわしく調べたい判例にすぐにアクセスすることができます。
目次
第1部 総則(員外貸付は無効です、が…―法人の目的の範囲外の行為の効力;ホステス、保証は有効です!―90条の公序良俗違反(1) ほか)
第2部 物権(売ったら登記を移しましょう―物権的請求権の相手方;契約が成立した瞬間に移る―所有権移転の時期 ほか)
第3部 債権総論(値上がった分も賠償してよ!―416条の損害額の算定時期;引き取れないは、許されない―受領遅滞と債権者の受領義務 ほか)
第4部 債権各論(契約は守らなければならないけれど―事情変更の原則;2個の契約、一緒に解除―複数契約取引の解除 ほか)