• ポイントキャンペーン

スパイの歴史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 437,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887217829
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0098

内容説明

潜み、企み、謀る!人類の権謀術策をここに集成。

目次

古代
暗黒時代
スパイせよ、ブリタニア
理性の時代における諜報活動
革命万歳?
ナポレオンの「秘密の部分」
影の戦争
秘密諜報のゴッドファーザー
スパイ・フィーヴァー
東洋の危機
二重スパイと無線ゲーム
アメリカの動静を探る枢軸国スパイ
ソヴィエト時代のスパイたち
先の見えない戦い

著者等紹介

クラウディ,テリー[クラウディ,テリー][Crowdy,Terry]
作家。英ケント市を拠点として、軍事史を中心に旺盛な執筆活動を行っている

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
翻訳家。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

em

15
最古の職業のひとつと言われるスパイ、ラムセス二世や創世記の古代から現代まで。教会関連はわりと省いている印象。とはいえ、歴史の裏面を一気に垣間見られるのは面白い。現代に近づき、もはや裏が表と言えるほど周知の事柄が多くなるにつれて、彼らが一体何を考えていたのかが気になりだす。いつでも信念に忠実に、あるいは常に悩みながらといった小説的なステレオタイプは、現実には小物の思考なのかもしれない。2018/01/12

roughfractus02

3
エージェントはIT社会に出現した代行者に収まらない。彼らは近代的サブジェクトより古く、ガデシュの戦い(BC1274)から既に諜報だけでなく偽情報による攪乱の工作も行なっていた。エリザベス朝のウォルシンガム、ビスマルクに仕えたシュティーベルや、日本でも、遣隋使を終えて軍事諜報を伝えた吉備真備から始まり、真珠湾を偵察する立花止へ続くその系譜は、境界に網を張り、名を変え、狂気を演じ、暗号で伝達し、移動し続ける。名と国によって個人に分類される歴史の枠を設ける本書でも、彼らは個人ではなく組織の代行者として生きる。2017/12/16

もとせ

1
256頁【イギリスで秘密諜報という概念を眠りから呼び起こしたのは、諜報の歴史における違う方向での発展だった。フィクションの世界でのスパイ人気だ(略)メディア主導のスパイ熱によって、警察には諜報活動と疑われる行為の通報が何千件も寄せられた。とんでもなく迷惑なことだった。この当時のイギリスは、諜報活動の不足に対する試みは少しは行われていたとはいえ、ドイツスパイを捜し出す準備など何もなかった。宮殿に住まわれているような方々にとっての伝統的な大英帝国の敵はフランスであり、繋がりの強いドイツを敵視したがらなかった】2013/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/667445
  • ご注意事項