罵倒文学史―19世紀フランス作家の噂の真相

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罵倒文学史―19世紀フランス作家の噂の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887217805
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0098

内容説明

「なんたる唐変木!」「蜘蛛を見れば、網は想像がつく」、「あれは糞をこねるミケランジェロだ!」「シャトーブリアン、終了!」「牛のような蠅野郎」、「南無三、ゾラって奴は大した悪党じゃないか」…文豪が沽券にかけて言い放つ、滋味にあふれた罵詈讒謗。

目次

プロローグ 奴をおれのペンで串刺しにしてくれようぞ!
嵐を呼ぶ三角関係―あなたを殺したい、殺害してやりたい
文人たらし―はっきりいって、彼らは…エゴイストばかりですよ
わが同輩の栄光―なんだと、この糞餓鬼…じゃあ、おれの本は一体どうなるんだ?
明日の一面―ふてえ野郎といえば、それは彼のためにあるような言葉
今宵、劇場にて―君はこの上なく不公平にして恩知らずな男だ
軍資金―金を儲けられない作家は全員負け組である
今の立場とかつての身分―やっとユゴーがくたばった、ゾラ万歳!
丸屋根の下で―白痴の巣窟、因習に凝り固まった無能どもの群れ
政治参加―フランスくたばれ、祖国なんぞくたばってしまえ!〔ほか〕

著者等紹介

ボケル,アンヌ[ボケル,アンヌ][Boquel,Anne]
ENS(エコール・ノルマル・シュペリウール)卒で、文学の教授資格を持つ。パリ第4大学(ソルボンヌ)で教鞭を執る

ケルン,エティエンヌ[ケルン,エティエンヌ][Kern,´Etienne]
ENS(エコール・ノルマル・シュペリウール)卒で、文学の教授資格を持つ。パリのリセで教鞭を執る

石橋正孝[イシバシマサタカ]
日本学術振興会特別研究員、明治学院大学・立教大学講師。東京大学教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程満期修了、パリ第8大学博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

8
19世紀フランス作家たちのゴシップが並べられる。みみっちい意趣返しがあったり、パクられた!パクってやった?みたいなこともありながら、こと作家の沽券にかかわるとなると猛烈に嫉妬と憎しみが生まれるフランス作家たちのきわどい関係。あの作家が!?あの作品が!?と面白い部分もあるのだけど、読んでいてどうも文体に爽快な面白さがない。フランス作家への精通度で受けも違うのかも?まあでも「同業者はすべて潜在的には敵」で、悪口にまで筆が立つのだから、憎悪も嫉妬も文学創造のミューズに代わりうるようで。2011/03/06

Schunag

3
彼らの文化的な活動が、スキャンダルと本人のキャラ込みで世間に受け入れられてたことがよくわかります。つまるところ19世紀には文学者たちがポップ・アイコン、ロックスターやハリウッド・セレブみたいな存在だった、ってことでしょうか。ミック・ジャガーがキース・リチャーズの女に手を出した、というのと、スタンダールの愛人にメリメが粉をかけた、というのは基本的に同じですものね、ゴシップの程度として。2013/01/22

EnJoeToh

2
大変なだ。2011/02/08

kwy8791

0
仏文に関する知識が足りなかった。いつか再戦2017/10/27

kozawa

0
19世紀フランス作家たちのゴシップ集。真偽のほどはわからないが、何かしら出典はあって書かれている。この語り口のキュートなこと。これらの作家のファンでゴシップ好きならむちゃむちゃ楽しめるんじゃないかと2011/03/23

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