ルイザ―若草物語を生きたひと

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  • サイズ B6判/ページ数 314,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887217287
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

世界中の少女に愛されてきた名作『若草物語』。作者ルイザ・メイ・オルコットの波乱に満ちた生涯を、オルコットを敬愛する熟練の物語作家が生き生きと描き出す。物語を超えるルイザ・メイ・オルコット伝。

目次

若き野心家
「わたしがほしかった友だちに過ぎない」
情熱あふれる清教徒
「うるさい声で泣く、浅黒い肌の赤ん坊…」
「心に火を灯してやりたいのです」
「わたしをおおう不満な冬」
「新しいこと」
家族共同体
「わがままな子どもの日記」
「うちの娘たちには、ちゃんとした仕事をさせます」〔ほか〕

著者等紹介

ジョンストン,ノーマ[ジョンストン,ノーマ][Johnston,Norma]
児童文学作家。アメリカ・ニュージャージー州リッジウッド生まれ。Nicole St.John、Catherine E.Chambersなどいくつもの筆名で、ヤングアダルト向けの小説を中心に大人向けのサスペンス小説まで90冊以上の著作がある。作家以外にも、編集者、ゴーストライター、企業家、女優、ディレクター、デザイナー、教師など様々な顔を持つ

谷口由美子[タニグチユミコ]
翻訳家。アメリカに留学後、児童文学の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sei

6
「若草物語」のファンとして夢中で読ませて頂いた。オルコットさんの壮絶な人生に涙ぐみ、勇気づけられた。どんなに苦しくても彼女はユーモラスだった、強い人だ。私の人生経験では、とてもじゃないが言語化できない‥きっとまた読もう。その時は、もう少しまとまった感想を書けるようになっていたいな。2025/02/16

takao

4
ふむ2024/05/08

ただのわたし

4
「若草物語」は少女時代のバイブルだった。(「若草物語」ごっこではいつもベスだった)が、作者のルイザについてはなにも知らなかった。彼女は当時の新進女性だったんだな。少女時代の私にとって「若草物語」がバイブルだったように、大人になった今、ルイザの生き方はとても格好よく感じる。家族を背負い、言いたいことをはっきり言う。自立する。豊かに生きる。若者たちと交流する。大人の女としてのバイブル的存在かもしれない。ベスのモデルであるエリザベスが天に召されるところでやっぱり泣いてしまった。2019/06/12

MIO

3
見つからない→「ロッタの夢-オルコット一家に出会った少女」12歳のロッタ(1848年設定)は独から家族でボストンに逃げてきた。約束の地アメリカは移民に厳しい。英語も話せず読み書きもできない父は仕事もなく失踪。貧困生活の中長男カールが盗みで捕まり、母が出産間近で病気のためロッタが警察に行き、そこでオルコット家を知る。オルコット母(ソーシャルワーカー先駆)に助けてもらい、四姉妹の次女と仲良くなり、自立していく。オルコット父(哲学など時代に求められない学問を教え、収入がない)が頑固なロッタ父に説く言葉が響いた2023/09/19

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