内容説明
地震に脅え、噴火や火砕流から逃げまどう人びとの姿と、ベスビオ大噴火で埋没した古代ローマ都市にみる火山列島・日本への警鐘。
目次
1 ポンペイ、ヘルクラネウムへの道
2 遺跡は語る―発掘史いちべつ
3 ポンペイ―ローマ文明の縮図
4 ベスビオの寵児―ヘルクラネウム
5 ベスビオをめぐるジオドラマ
6 ローマ帝国衰亡論と鉛中毒
著者等紹介
金子史朗[カネコシロウ]
1929年東京生まれ。東京文理科大学(現筑波)地学科卒。東京大学地震研究所などを経て、現在はサイエンスライターとして活躍。日本地質学会、日本地理学会、ニューヨーク科学アカデミー会員。主な著書は『科学が明かす古代文明の謎』『古代文明はなぜ滅んだか』(中央公論新社)、『アトランチス大陸の謎』『聖書の奇跡と謎―次々と実証される旧約聖書の世界―』(講談社)、『構造地形学』『火山大災害』(古今書院)など多数
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