出版社内容情報
小学3年生になったつぐみの週末の日課は、星空としょかんに行って、好きな本を読むこと。ある日、としょかんのおにいさんが、軒下につばめの巣があることをこっそり教えてくれました。巣には親鳥と、いくつかの卵が! そこで、つぐみはある計画を思いつきます。これから一年間つばめの巣の様子を観察して、日記に書くこと。やがて、つばめの成長を見守るつぐみにも、思いがけない巣立ちの時期が訪れようとしますが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
37
4巻で心に響いた言葉「本棚に並んでいる、たくさんの本。その本の中では物語の星がきらめいているから、一冊一冊が『星』」なんて素敵な解釈。ルナママの家ですごすつぐみちゃんも小学3年生になりました。4年生になると、好きな習い事にいけるそうで、それも素晴らしい。読んでいるとほのぼのなのですが、つぐみちゃんの実母が登場。1人になったから引き取りたいと?つぐみちゃんを産んで、すぐに家を出た実母。モヤモヤするのですが、なんとこの4巻目がシリーズ最終巻!こんなモヤモヤで終わりにしないで欲しかったです。2024/11/06
izw
6
「星空としょかん」シリーズ第4巻。今回の主人公はつぐみちゃん、4年生かな。友だちに「ほんとうの家族じゃない」と言われて、ほんとうの家族とは何?と考えてしまう。図書館のおにいさんの関わりもいいし、ルナママもすばらしい。実の母のところに1ヶ月ホームステイするが、お母さんとのは思えずかえってくる。だけど大切な人であるとはわかって、クリスマスパーティには招待することにした、と最後に一言あったのには安心した。2025/03/09
里中
1
としょかんの軒下に巣をつくっていた小鳥が「つばめ」だってことは、ずかんで確認してあった。 これから1年間、あの巣と、小鳥たちのようすを観察して、日記に書く。 これがわたしのプロジェクト、小鳥の観察日記。 プロジェクトの名は「つばめとつぐみのダイアリー」2025/06/15