内容説明
パンナム783便が、バレンツ海上空で忽然とレーダーから消えた。ソ連のミサイル攻撃によって撃墜されたらしい。一方、海上保安庁特別警備監の職を辞した関守充介の許に、海上保安庁長官と内閣官房長官が訪れた。マリアという女性を含む3人の密入国者を護送してくれとの依頼であった。新潟から3人を連れて一路東京へと向かった関守であったが、彼らの乗る上越新幹線が爆破された!護送中の2人は死に、マリアは失踪した!マリアの正体は?彼女が握る秘密とは何か?壮大なスケールで描く好評“渚シリーズ”第3弾、長編ハード・ロマンの傑作!