読みなおす日本史<br> 江戸城御庭番―徳川将軍の耳と目

個数:

読みなおす日本史
江戸城御庭番―徳川将軍の耳と目

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月25日 08時15分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642067690
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C1321

出版社内容情報

幕府の隠密として知られる御庭番。将軍直属の情報収集機関で、幕政の主導権を握る際の重要な手段として機能した活動の実態を解明。徳川吉宗が創設し、幕府の隠密として知られる御庭番。将軍直属の情報収集機関で、老中以下の行政機構に対抗し、幕政の主導権を握る際の重要な手段として機能した。俗説を廃し確実な史料から活動の実態を解き明かす。

まえがき/序 徳川監察政治と御庭番/? 御庭番の創設と御庭番家筋(御庭番の創設〈徳川吉宗の将軍家相続と紀州藩士の幕臣団編入/御庭番の設置〉/御庭番家筋〈御庭番十七家/別家九家/御庭番の種類と御庭番家筋の番入/御庭番の住居/幕末期の御庭番家筋〉)/? 表向きの職務と内密の御用(表向きの職務/内密の御用/江戸向地廻り御用と遠国御用)/? 江戸向地廻り御用〈隠密機能の実態 1〉(天明七年の江戸打ちこわしに関する風聞書/政治批判に関する風聞書/御三卿清水家に関する風聞書/小普請組支配に関する風聞書)/? 遠国御用〈隠密機能の実態 2〉(寛政八年の道中筋風聞書/万延元年の薩摩藩探索日記)/? 御庭番の昇進(御庭番の昇進コース/諸大夫(五位)役への昇進)/「御目見え」から見た徳川吉宗と大岡忠相の関係

深井 雅海[フカイ マサウミ]
著・文・その他

内容説明

徳川吉宗が創設し、幕府の隠密として知られる御庭番。将軍直属の情報収集機関で、老中以下の行政機構に対抗し、幕政の主導権を握る際の重要な手段として機能した。俗説を廃し確実な史料から活動の実態を解き明かす。

目次

序 徳川監察政治と御庭番
1 御庭番の創設と御庭番家筋
2 表向きの職務と内密の御用
3 江戸向地廻り御用―隠密機能の実態1
4 遠国御用―隠密機能の実態2
5 御庭番の昇進
「御目見え」から見た徳川吉宗と大岡忠相の関係

著者等紹介

深井雅海[フカイマサウミ]
1948年広島県に生まれる。1992年國學院大学博士(歴史学)。國學院大学栃木短期大学教授、聖心女子大学文学部教授を歴任。現在、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ウォーカージョン

3
10年か20年ぶりの再読。読み始めて気が付いた。リアルな御庭番の実態を、資料を駆使して丁寧に解説。とても面白かった。この本をネタに小説が書けそう。ただ、忍者を期待してこの本を手にした人は、確実にがっかりするだろう。退屈に感じるかもしれない。2020/09/03

まふ

1
徳川吉宗によって呼び寄せられたのを嚆矢とする、諜報部員としての伊賀者出身直参旗本御家人の活躍を記したもの。軽輩の侍が将軍近侍という立場から出世し、1200石の旗本にまで昇り詰めるものもいた。泰平の世の中であってもかかる流動的な人事が行われていたことは誠に面白い。が、期待していたスパイとしての丁丁発止という活躍の場面少なく、やや拍子抜け。知識として知っておけば良いというところか。2000/06/21

伊達者

0
もともとの中公新書を図書館から借りて読んだ。御庭番の仕事ぶりを理解するのに役立つ。具体的な探索の内容などはないのでどんな指揮命令系統でどんな正式の報告がなされたかが史料を添えて詳しく説明されている。報奨や土産物にまでおよび詳しい。大名や奉行旗本の人事に影響するような報告がなされていたことが分かるが、著者は推測を拒む。小説の種などにやりそうな話。忍者というわけではなかったが、将軍の手足として理念としては現在の監査役に通じる役回りという点が興味深い。2023/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13204078
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品