現代の航空戦 湾岸戦争

現代の航空戦 湾岸戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 385p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887214033
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0022

出版社内容情報

あの湾岸戦争が戦争史上画期的な戦争で、あれ以来、戦争概念が、一変したことを教えてくれる。何が変わったのかといえば、航空戦力の決定的重要性である。以前から航空戦力は重要だったではないかといわれそうだが、それは第一撃能力、地上軍の支援能力としての重要性だった。最終決着は地上軍が出ていかないことにはつけられないといのが、これまでの戦争の常識だった.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』341頁、より)

内容説明

アメリカ空軍戦史室の湾岸戦争公刊戦史をもとに、図表やデータを駆使した詳細な戦力分析と多国籍軍・イラク軍両軍の最新航空兵器の写真資料を用いて航空宇宙史の専門家である著者が湾岸戦争における航空作戦の実態を忠実に再現。同時に、ドクトリン・部隊編成・索敵や爆撃システム・新型機やミサイルの開発など、ヴェトナム戦争以降のアメリカ空軍に代表される現代の航空戦略全般も概括した湾岸戦争・航空作戦の決定版。

目次

第1章 不確かな伝承―第二次世界大戦の西部戦線からヴェトナム戦争まで
第2章 航空優勢の再建
第3章 全面戦争に対応しうる戦力に鍛え直す
第4章 軍事的自信の更新
第5章 戦争への道
第6章 嵐のはじまり
第7章 航空力および湾岸戦争の終結
第8章 湾岸戦争の評価

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/11/01

泥岳

2
湾岸戦争の航空戦について論じている。 1 同時並行的な攻撃 従来的な外郭から中心へという順序立てを経ず、開戦と同時にイラク国家及び軍隊の中央の指揮通信能力を破壊し、組織的抵抗力を無力化した。 2 圧倒的航空優勢及びハイテク兵器の多用 イラク軍隊を効果的に破壊し、イラク軍隊は地上戦以前に土地占有能力を喪失した。換言すれば、米国航空戦力は土地占有能力を部分的に保有するに至ったのだと、著者は述べる。 3 C4ISR及びデータリンク データリンクは戦闘力を数倍する2018/11/24

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