内容説明
本書は「できるのにやる気がない」などと誤解されやすいＬＤ（学習障害）の人たちが自立して働くことができるようになるためにはどのような課題を克服すればよいかについてまとめたものである。
目次
第１章 青年期に達したＬＤの人の特徴
第２章 ＬＤの人の離・転職理由
第３章 ＬＤの人の就労上の課題
第４章 ＬＤの人の気持ちと指導の視点
第５章 ＬＤの人に対する就労支援の具体的な方法
第６章 働くＬＤの人たち
第７章 就労支援のまとめ
著者等紹介
梅永雄二［ウメナガユウジ］
慶応義塾大学経済学部に入学するも、途中で文学部社会・心理・教育学科教育学専攻に編入学。大学卒業後、雇用促進事業団身障部（現日本障害者雇用促進協会）に入社し、障害者職業カウンセラーとして、兵庫障害者職業センターに勤務。職業センターに来所する自閉症児者の対応に苦悩し、自閉症者の就労に関する研究をすべく休職し、筑波大学大学院修士課程心身障害学系へ進学。大学院修了後復職し、大阪障害者職業センター、同南大阪支所、東京障害者職業センターの職業カウンセラーを経て、千葉市幕張にある障害者職業総合センター研究員となる。平成１０年４月より、明星大学人文学部心理・教育学科勤務。専任講師を経て現在助教授。教育学博士、臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
