内容説明
阪神・淡路大震災の救援活動から学んだ多くの教訓を生かし、今後の災害に対しできる限りの救援活動を緩やかなネットワークを活かしながら行うことを目的として発足した「震災がつなぐ全国ネットワーク」では、平常時の活動の一つとして、阪神・淡路以降の救援活動の検証を行い、「ひと」「モノ」「金」「情報」の4つのテーマを軸に、小冊子の刊行を続けています。今回はその「金」編です。
目次
序章 物資の山、人の波(たくさん集まった救援物資被災地はそれをどう受け止めたのか?;駆けつけるボランティアと被災地の実状は?;そして考えるお金という支援)
本編 災害とお金とボランティア活動(全国から寄せられた義援金どこにどのように配られたのか?;ボランティア活動のお金にまつわる「なぜ」「どうして」;ボランティア活動で給料もらっている人がいるって本当?;ボランティア団体はどこからお金を調達したの?)
終章 次の災害に備えて(初動資金の必要性と災害から生まれた市民の取り組み;「おたがいさま基金」(仮称)の提言)