内容説明
本書は、単なる通俗的なドラッグ「マニュアル本」ではない。エクスタシー(MDMA)をはじめとするサイコアクティブ・ドラッグと現在、世界を席捲しているレイヴ・カルチャーに関するクオリティの高い入門・研究書である。長年のMDMAの研究に基づいて、そのポジティブ・ネガティブ両面をバランスよく、そしてスピリチュアリティ溢れる筆先で描かれている。
目次
私の体験
エクスタシーの歴史
エクスタシーに対する社会の態度とメディアの傾向
エクスタシーの作用
社会的影響
エクスタシーを使用するのはどんな人?
肉体におよぼす危険性
精神面における危険度(心理的危険性)
リスク
法律〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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いつになったら、バビロン各国行政の方はサイケデリックドラッグに対して旧来の凝り固まったダメ絶対的な態度から革新的な有用に利用していくという態度になるのだろうか。 一体に何をそんなに怖がっているのだろうか。今まで気づきあげてきたシステムが崩壊してしまうから?きっとそんなことはないだろう。 一度このカルチャーに触れてしまった人はもう元には戻れない。世の中というものがどれだけ狂っているか傍目で見ながら過ごし続ける人生が待っている。 それでもドロップアウトしなかった人生を想像するとゾッとする。2020/01/31
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