内容説明
かつて書家や文人が求めてやまなかった中国の筆墨硯紙。しかし文化大革命を境に、中国文房四宝は品質低下、価格の乱高下、真贋入り混じる混迷の最中にあります。そして日本では戦後書道界の変化に呼応し、現代書誕生を支えた新たな道具が次々生まれ、一方で顧みられなくなりつつある書文化があります。著者は筆墨店の老舗・精華堂にて、激変を続ける日中の文房四宝を最前線で取り扱って来ました。確かな情報収集に加え、自らもコレクションすることによって実証的に蓄積してきた知見を本書にて惜しみなく綴り、現代文房四宝の変遷を多数の図版によってビジュアルで詳細に伝える初のドキュメントです。
目次
第一部 「熱気」と「狂気」(文房二宝;文房四宝の名著;その他の出版物;熱気と狂気;新たな文房四宝の出版物;中国の豪華本;四つの「間」;文房四宝の終焉)
第二部 「新生」と「消滅」(新生と消滅;現代書の誕生;現代書を可能にした文房四宝;消滅―文化大革命と文房四宝)
第三部 「増大」と「変貌」(紙 画仙(宣)紙物語
墨
筆
硯)
著者等紹介
早川忠文[ハヤカワタダフミ]
1948年新潟生。戦後日本でいち早く中国文房四宝の輸入を手掛けた筆墨店の老舗・精華堂の元営業部長。現在、屋号「清秘蔵」の主として店舗を構えず文房四宝を取扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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