内容説明
歴代の名句二百句を、書壇を代表する四十七人の作家による作例で紹介します。作例は、一般的に作品に使われるサイズを全て網羅しサイズ順に掲載しました。一句一句様々な技法で表現された作品には、俳句を作品にするためのヒントが満載です。俳句には全てふりがなを振り、解説付きです。
目次
短冊
小品
色紙
寸松庵色紙
半懐紙
かるた
半紙
はがき
円形
扇面〔ほか〕
著者等紹介
金子兜太[カネコトウタ]
1919年生、埼玉県生まれ。加藤楸邨に師事。戦後第一句集『少年』で現代俳句協会賞。1962年同人誌『海程』創刊。のち主宰となる。前衛俳句の旗手として活躍し、句集に『蜿蜿』『皆之』『両神』『東国抄』のほか『金子兜太集』四巻がある。現代俳句協会名誉会長、芸術院会員
村上護[ムラカミマモル]
昭和16年、愛媛県大洲市生まれ。伊予松山で過ごした後、二十六歳から東京在住。昭和47年、評伝『放浪の俳人山頭火』がベストセラーとなり、のち坂口安吾や中原中也、尾崎放哉などの人物伝を出版。著書六十数冊。著名俳人との対談集などもあり、俳句文学賞の選考委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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