内容説明
本書は、まず環境、特に自然環境を最高度の社会的使用価値をもつものとして位置づける。そして、現在わが国のみならず使用されている「公共性」の概念の矛盾を修正し、明確にしようとする。つまり、現代においては最高度の公共性とは環境、特に自然環境の保全に置かれねばならないことを主張する。
目次
はじめに 問題の所在
第1章 人類と環境
第2章 環境と公共性の経済学
第3章 国家と環境の公共性
第4章 真の公共性を求めて
第5章 豊かな社会と現代的貧困
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