クリティーク 多文化、異文化―文化の捉え方を超克する

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クリティーク 多文化、異文化―文化の捉え方を超克する

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887139954
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3037

内容説明

他国の文化・規範に接しそれを内面化しうる「国際理解能力」と、自国の伝統的規範を尊重しそれに立脚した「日本人性の確立」―この二つの目標の間に当然生じうる葛藤・衝突を無視した現在の一般的風潮の下では、多文化共生も異文化理解も、実効を欠いた理念的・規範的言説にとどまるだろう。諸文化間に侵し難い本質的差異を想定し、結局日本人性固守に帰着する「文化本質主義」を超えて、新たな異文化間架橋の途を具体的に追求した力作。

目次

第1部 多文化主義の葛藤(多文化主義とその課題;多文化主義へのまなざし―オーストラリア多文化主義とその歩み;多文化主義のリアリティ―多文化教育の行方)
第2部 異文化理解の陥穽(英語教育にみられる文化の捉え方;日本人論の問題;異文化理解と文化本質主義)
第3部 本質主義からの解放(「文化本質主義」脱却への模索―職場での試み;「異文化間教育」の捉え直し―学会における試み;文化の捉え方をめぐって―活路はあるのか?)

著者等紹介

馬渕仁[マブチヒトシ]
1955年生まれ。モナシュ大学大学院教育学部博士課程修了、Ph.D.(国際教育)。大学在学中にタイに留学。中学・高校の教員を勤めた後、渡豪し、ビクトリア州教育省のコーディネーターとして多文化教育に関わる。現在、大阪女学院大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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