大学教育を科学する―学生の教育評価の国際比較

大学教育を科学する―学生の教育評価の国際比較

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887138988
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

内容説明

まず学生を知ること、すなわち家庭環境や大学文化等の学習背景、さらに学習習慣や自己評価等、情緒的要因も含み込んだ学生調査・評価、それこそが今求められる大学教育の再構築―教授法・教育プログラムの刷新やFDの総合的推進のため不可欠だ。米国はじめ国際的にすでに広範に行われている新たな学生調査(CSS〔2005年・30188名〕等)の紹介とともに、それらをモデルに実施された日本版学生調査(JCSS〔2005年・3961名〕)の結果を精細に分析・考察した、まさに大学人必読の研究。

目次

第1部 理論編(アセスメントの理論と実践)
第2部 学生調査編:日本版学生調査(日本版学生調査による大学間比較;入学後の経験と教育効果の学生間比較;大学教育のジェンダー効果―日米の大学生調査の比較から;学生と就職・キャリア―卒後進路未決定層の学生生活;授業・授業外学習による学習タイプと能力や知識の変化・大学教育満足度との関連性―単位制度の実質化を見据えて)
第3部 諸外国編(アメリカの高等教育機関におけるIR部門の役割と事例;オーストラリア、アメリカから見る学生調査とIR―日本の動向;アメリカの高等教育における学生調査とIRの拡大する役割;日本のFDの歴史的展開;日本の大学におけるFDの現状と課題―学生による授業評価から学生調査へ;大学生の学習成果の測定をめぐるアメリカの動向

著者等紹介

山田礼子[ヤマダレイコ]
1978年、同志社大学文学部社会学科卒業。1989年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教育学大学院修士課程修了。1991年、同大学博士課程修了。1993年、同大学よりPh.D.取得。プール学院大学助教授、同志社大学助教授を経て、同志社大学社会学部教授。同大学教育開発センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品