内容説明
「政策決定に関する研究」かつ「政策決定のための研究」であるという学問的多様性―いま政治学分野において最も注目を集めている公共政策研究に関し、その学としての方法・態様の整序を行うと共に、今日の焦点・公共性と市場的効率の問題を見据えつつ、現下の具体的諸課題につき、理念と実際を統合し多角的に切り込んだ意欲的研究。
目次
第1章 公共政策と公的部門の市場的経営―公共性と効率を両立させる道
第2章 政治参加による公共政策の形成―選挙政策と政治改革の論理
第3章 公共政策の行政経営的展開―イギリス・ブレアリズムの分析を通じて
第4章 公共政策による人材育成―貿易パターンおよび頭脳流出に与える影響
第5章 移植医療の公共政策―造血幹細胞移植に関する新規立法の必要性
第6章 公共政策分析の方法と態様―比較政治学の場合
著者等紹介
大木啓介[オオキケイスケ]
尚美学園大学教授
丸尾直美[マルオナオミ]
尚美学園大学名誉教授
上條末夫[カミジョウスエオ]
駒澤大学・尚美学園大学名誉教授
安章浩[ヤスアキヒロ]
尚美学園大学助教授
荘発盛[ソウハツセイ]
尚美学園大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。