内容説明
東西の分裂から歴史的統一を経て、いまヨーロッパ統合を見すえて展開されるドイツ教育の貴重な総合的概説書。
目次
1945年以降における教育の拡大と近代化―教育政策動向の現代史への埋め込みについて
教育制度の制度的枠組み
国際的次元―ヨーロッパと世界
東ドイツと西ドイツにおける普通教育学校制度の基本的な発展
幼稚園、就学準備学校、基礎学校―就学前と初等段階の学校領域
特別の教育的促進を必要とする子どもたち
学校と外国人子女
中等領域1.基礎学校から中等学校とオリエンテーション段階への移行
基幹学校―学校制度における悩みの種
実科学校―無風のなかの発展
ギムナジウム―変化のなかの継続性
総合制学校
職業教育
高等教育制度
教員養成
継続教育
旧東ドイツ地域各州における統一の結果
著者等紹介
天野正治[アマノマサハル]
1935年生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。東京教育大学助教授、国立教育研究所研究部長、筑波大学教育学系教授。、聖徳大学教授を経て、筑波大学名誉教授。教育学博士
木戸裕[キドユタカ]
1949年生まれ。東北大学教育学部教育学科卒、同大学院教育学研究科修士課程修了、博士課程中途退学。国立国会図書館に勤務。調査及び立法考査局文教科学技術課長等を経て現在、総合調査室主幹
長島啓記[ナガシマヒロノリ]
1952年生まれ。東京教育大学教育学部教育学科卒、筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。文部省大臣官房調査統計企画課外国調査官、常葉学園大学教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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