グローバル化と知的様式―社会科学方法論についての七つのエッセー

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887135451
  • NDC分類 301.6
  • Cコード C3036

内容説明

世界を観察・記述し、理論形成へと至る知的活動の様式は単一ではない。それは諸文明国の社会構成を反映し、多様かつ変化しうる―単一の知の独裁、とりわけ世界に多大な災厄をもたらした西欧的知の硬直化を排し、グローバル化の進展に対応し、世界の多様な知的様式共生のための理論と方法を追究した画期的論考。本書刊行に当たり著者自身が独自に選択・編集したエッセーから成る、世界初の出版。

目次

1 構造と文化と知的様式―サクソン的・チュートン的・ガリア的・ニッポン的アプローチの比較に関するエッセー
2 演繹的思考と政治的実践―チュートン的な知的様式に関するエッセー
3 経験主義・批判主義・構成主義―学問活動における三つの視角
4 不変性を探求する学問、不変性を打破する学問
5 道教的な社会科学認識論の構成原理
6 社会研究における理論形成―多元主義擁護の立場から
7 社会構造と学問構造
解説 ガルトゥングの社会科学方法論

著者等紹介

ガルトゥング,ヨハン[ガルトゥング,ヨハン][Galtung,Johan]
1930年ノルウェー・オスロ生まれ。オスロ大学にて数学および社会学の博士号を取得。1959年オスロに国際平和研究所(PRIO)創設、1964年Journal of Peace Researchを創刊、「構造的暴力論」などの平和研究を切り開き、平和学を確立させた。1987年もう一つのノーベル平和賞とされるRight Livelihood Awardを受賞。1993年TRANSCEND:平和と発展のネットワークを創設。国際連合諸機関の顧問を務め、多くのプロジェクトを主宰。コロンビア大学、オスロ大学、ジュネーヴ開発高等研究院、ベルリン自由大学、プリンストン大学、ハワイ大学、ヴィッテン・ヘルデッケ大学、国連大学を始め、30を超える大学で教鞭を取る

矢沢修次郎[ヤザワシュウジロウ]
一橋大学大学院社会学研究科教授。専攻は情報社会論、社会運動論、社会学理論・社会学史、政治社会学

大重光太郎[オオシゲコウタロウ]
独協大学外国語学部ドイツ語学科専任講師。専攻は産業社会学、労使関係論、ドイツ経済論
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感想・レビュー

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aoya513

2
1.資料+理論=経験主義、資料+価値=批判主義、価値+理論=構成主義。 資料、理論、価値言説の3つが備わって初めて十全の学問と呼びうる。 2.我々の認識論や方法論はそれを作り出す学問構造と一致し、さらにそれは組み込まれている社会構造と一致している。方法論の選択は一種の政治的行為。2017/01/06

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