森と建築の空間史―南方熊楠と近代日本

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887134720
  • NDC分類 172
  • Cコード C3010

内容説明

日本の空間に棲んだ「神」は「死んだ」のか?明治政府による「イセ」を頂点とする神々の一元化は、人々から自然への無償の愛を奪った。これに抗し、森の神性を守ろうとした南方熊楠と、その対極に位置したはずの日本近代建築の祖、伊東忠太との奇妙な共通性に潜む意味を読み解き、近代日本から「逸脱」する知の可能性を探る、渾身の力作。

目次

第1部 明治・大正期の宗教政策と国土再編(「神道」の近代性;「神道」=「非宗教」へ;神社のシンボル化と神社合祀)
第2部 近代に向かう空間と知(近代の神社創建;「保存」の政治;伊東忠太と南方熊楠―「廃絶」と「保存」から逸脱する知性)
第3部 空間の近代化と南方熊楠の思想(「事の学」―ヨーロッパ的科学思想と密教的世界観の統合;環境との雑り;空間に導かれる倫理)

著者等紹介

千田智子[センダトモコ]
1971年名古屋市生まれ。2001年東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。現在、東京工業大学非常勤講師、お茶の水女子大学生活科学部非常勤講師、博士(学術)
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