内容説明
「自社連立」の光と影!戦後50年、突如誕生した村山政権は、自社対立の55年体制に完全に終止符を打った。わが国政治に新たな光をもたらすかに見えた画期的連立は、なぜ早急に消え去らねばならなかったのか―村山内閣の意義そして功罪を、村山氏を囲んでの座談会を交え、今日のデモクラシー危機の病態への臨床的視座の下、徹底的に検証。
目次
第1部 村山政権論(村山富市考;村山内閣の歴史的位置;村山内閣と連立政権;村山内閣と政策決定過程;村山内閣と「戦争責任」問題;村山内閣と危機管理;村山内閣と政治改革;村山内閣と福祉政策;村山内閣と「世論」の支持動向;村山内閣と東南アジア;村山内閣と米国;村山内閣と社民主義)
第2部 村山政権発足の意義―村山富市元首相をかこむ座談会
第3部 「戦後デモクラシー」を語る―岡野加穂留先生に聞く
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