内容説明
「品確法」が大手住宅企業に有利に作用し、中小業者を淘汰しかねない事態を打開するために、「品確法」への対応を含めて、多面的な取り組みが必要となっている。本書は、こうした中小建設業者の対応と取り組みを考え、住み手と一緒になって、21世紀の良質な住宅づくりをめざすために発行したものである。
目次
第1部 「品確法」はなぜできたのか―消費者保護と中小建設業者の役割(「品確法」とはどのようなものか―消費者にどのような問題をもたらすか;「品確法」制定と日本の住宅政策、住宅産業政策;中小建設業者への影響;まとめ)
第2部 中小建設業者の対応(一問一答)(瑕疵担保責任10年の義務付けについて;住宅性能表示制度について;指定住宅紛争処理機関について;住宅完成保証制度について)
第3部 良質な住宅づくりをめざして(良質な住宅とは―国民はどのような住宅を求めているか;欠陥住宅、「品確法」を乗り越える住宅づくり;良質な住宅づくりと地域工務店の役割)
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