責任という原理―科学技術文明のための倫理学の試み

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887133549
  • NDC分類 151.2
  • Cコード C3012

内容説明

今や地球の全生物圏を侵し尽くそうとする現代技術の暴走を、人類は制御できるか―科学文明が内包する発展至上主義を根底から批判し、生命の根元性の視点から、存在の未来に対する責任こそ、現代における基底倫理であることを告知・論証した、21世紀人類に投じられた哲学的黙示録。監訳者による解説、各章梗概、詳細な索引を付す。

目次

第1章 人間の行為の本質は変わった
第2章 基礎問題と方法問題
第3章 目的と「存在の中での目的の位置」について
第4章 善(良さ)、当為、存在―責任の理論
第5章 今日の責任―危機にさらされる未来と進歩思想
第6章 ユートピア批判と責任の倫理
訳者による解説