高等学校の社会史―新制高校の「予期せぬ帰結」

高等学校の社会史―新制高校の「予期せぬ帰結」

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784887131521
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C3037

内容説明

新制高校“光と影”の40年。今や進学率は95%を越えた。この異例の量的達成が高等学校にもたらした〈予期せぬ帰結〉―。序列化と不本意入学、定時制・職業高校の不振、そして三無主義の蔓延。当初の理念を見失い、意図せぬ〈多様化〉の道をさまよう、“高校・変容の軌跡”を鋭くえぐる。

目次

第1章 新制高等学校の理念と実際
第2章 高等学校の量的拡大と質的変化
第3章 定時制高校の変容と現状―都立F高等学校を事例として
第4章 高校入試制度の変遷と問題点
第5章 高校教師の質的変化
第6章 高校生にみる在校意識の変質
第7章 高等学校をみる社会的視線の変容―「高校問題」の社会史の試み

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