出版社内容情報
愛もあり壁の中の死もある、公害反対闘争の闘士太平洋戦争を生き抜き戦後肺病に。一時は元気に公害反対闘争を闘った著者が遺した3冊(『少年抄』『白い壁の中抄』『わたしの心の愛の歌』)の詩のノート。愛もあり壁の中の死もある。重い人生を読む。
北山郁子[キタヤマイクコ]
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目次
少年抄
帽子
少女像
手紙抄―母より
白い壁の中 抄
内灘村砂丘地 抄
冬のうた―喪失の季節 抄
わたしの心の愛の歌
哀唱
ロマネスク
三つのソナタ
寂寥の歌
少女唱
手帖から
嬉しい時
著者等紹介
橘進[タチバナススム]
1926年1月2日石川県に生まれる。1943年3月石川県立金沢第二中学校卒業。1944年4月金沢第四高等学校理科入学、同年中退・徴用・召集。1945年復員、49年国立結核療養所入院。1955年北山医院へ転院、59年北山医院に就職。1983年12月5日亡くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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