目次
第1章 はじめに―ベトナム都市人類学をめぐって
第2章 旧市街の宗教施設
第3章 「ハビ亭」をめぐる「同郷会」の組織運営
第4章 路上茶屋からみる民衆のコミュニティ創造
第5章 ハンホム通りの塗料販売店からみる民衆経済
第6章 市場の多機能性―村から市場労働そして海外へ、経済を支える宗教、市場内ネットワーク
第7章 「同郷会とハビ村」を事例とした人・カネ・情報の移動
第8章 結論
著者等紹介
長坂康代[ナガサカヤスヨ]
1970年愛知県生まれ。2011年名古屋大学大学院単位取得満期退学。博士(学術)。2018年より、敬和学園大学人文学部准教授。専攻:文化人類学、都市人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃーびん
8
現代ベトナムを知るための63章を読んで興味を持ち、読んでみました。かなり厚く内容も専門的というかマニアック。言い方は悪いですがこんなどうでもいい事誰が興味あるんだ?という内容ですが、こういうのは嫌いではありません。路上茶屋の章はなかなか面白かったです。失礼ながら、回りくどい言い回しや何度も出てくる同じ話は元々が論文なので仕方ないのかもしれませんが、特にベトナム語の表記の統一性の無さとベトナム語北部弁スピーカーしか分からない単語をそのまま使うなど、きっとこの作者の方の性格が出てるんだろうな、と想像(笑)。↓2024/11/10