移動がつくる東中欧・バルカン史

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移動がつくる東中欧・バルカン史

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887084339
  • NDC分類 234.7
  • Cコード C3022

出版社内容情報

日本とハンガリーの研究者が,この地域の多元的で混淆的な文化がつくられた過程を,「人とモノ」の移動を通して考察した

序文
第一部 移動と地域の変容
第1章 ハンガリーのバルカン半島へのアプローチ   パプ・ノルベルト(木村真訳)
第2章 ハンガリーへのクロアチア人移民―16世紀から18世紀   キタニチ・マーテー(秋山普吾訳)
第3章 第二次世界大戦後チェコスロヴァキアとハンガリー間の住民交換の社会的影響   山本明代
第二部 地域と諸集団の形成
第4章 18世紀中期ハンガリーの「ギリシア商人」居住地分布―1755年調査記録から   秋山晋吾
第5章 ハンガリーのクロアチア人エスニック集団の多様性と移住・統合過程   ショクチェヴィチ・デーネシュ(山本明代訳)
第6章 バルカン地方の野菜栽培人の移動―19世紀から20世紀初頭   木村 真
第7章 クロアチア多民族社会におけるセルビア人の自決権―領域的自治の限界か文化的自治のジレンマ   百瀬亮司
第三部 国家と地域
第8章 困難な不均衡―ユーゴスラヴィアの国家形成とマケドニア(1918-1939年)   ビーロー・ラースロー(山崎信一訳)
第9章 ボスニア=ヘルツェゴヴィナの国家性―ハーツホーンモデルを手がかりに   レメーニ・ペーテル(百瀬亮司訳)
第10章 ユーゴスラヴィア継承諸国における歴史教科書の叙述とその特徴   山崎信一
あとがき


山本明代[ヤマモトアキヨ]
2001年千葉大学大学院修了、現在名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授

パプ・ノルベルト[パプ ノルベルト]

目次

第1部 移動と地域の変容(ハンガリーのバルカン半島へのアプローチ;ハンガリーへのクロアチア人移民―一六世紀から一八世紀;第二次世界大戦後チェコスロヴァキアとハンガリー間の住民交換の社会的影響)
第2部 地域と諸集団の形成(一八世紀中期ハンガリーの「ギリシア商人」居住地分布―一七五五年調査記録から;ハンガリーのクロアチア人エスニック集団の多様性と移住・統合過程;バルカン地方の野菜栽培人の移動―一九世紀から二〇世紀初頭;クロアチア多民族社会におけるセルビア人の自決権―領域的自治の限界と文化的自治のジレンマ)
第3部 国家と地域(困難な不均衡―ユーゴスラヴィアの国家形成とマケドニア(一九一八~三九年)
ボスニア=ヘルツェゴヴィナの国家性―ハーツホーン・モデルを手がかりに
ユーゴスラヴィア継承諸国における歴史教科書の叙述とその特徴)

著者等紹介

山本明代[ヤマモトアキヨ] [Norbert,Pap]
名古屋市立大学大学院人間文化研究科・教授。博士(学術)(千葉大学大学院社会文化科学研究科)

ノルベルト,パプ[ノルベルト,パプ]
1969年生まれ。ペーチ大学自然科学部地理学研究所、政治地理学・開発・地域研究学科長、准教授。博士(ヤヌス・パンノニウス大学、ペーチ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鏡裕之

2
移動の歴史は、民族問題の始まりでもある。コンスタンチノープルの陥落、そしてオスマン帝国のバルカン侵入&占領。それに追われて移動した、クロアチアやセルビアの人たち。逆にバルカンに流れ込んできたイスラム教徒たち。オスマン侵入の過去の痕跡が、今のバルカン半島の複雑な民族問題をつくっている。バルカンの問題は、民族移動がもたらしたものなのだ、ということがよくわかる一冊。2017/11/04

由佳

0
【メモ】構成:①移動と地域の変動②地域と諸集団③国家と地域 / 第10章ユーゴ継承諸国の歴史教科書←Read☆ (内容:領域の可変性、マイノリティ、歴史的出来事の多面的な記述)複数の国の教科書を引用して比較、特徴の洗い出し2019/08/05

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