刀水歴史全書<br> 古代末期の世界―ローマ帝国はなぜキリスト教化したか? (改訂新版)

個数:

刀水歴史全書
古代末期の世界―ローマ帝国はなぜキリスト教化したか? (改訂新版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月23日 18時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887083547
  • NDC分類 232.8
  • Cコード C1322

内容説明

古代末期(AD200年~700年)、地中海世界に「革命」が起った!その激動の時代を人びとは如何に生きたか?鬼才ピーター・ブラウンが読者を、追体験の世界へ導く。

目次

第1章 古代末期の世界(西暦二〇〇年頃のローマ帝国;新しい支配層の登場(二四〇~三五〇年) ほか)
第2章 ローマ帝国と宗教(新しい宗教の登場(一七〇頃~三〇〇年)
都市の危機とキリスト教会(二〇〇頃~三〇〇年) ほか)
第3章 西ローマ帝国(西ローマ帝国のキリスト教(三五〇~四五〇年)
「神聖ローマ帝国」の登場(四五〇~六〇〇年))
第4章 ビザンツ帝国(首都コンスタンチノープルとテオドシウス二世帝~アナスタシオス帝(四〇八~五一八年)
ユスチニアヌス帝とその後継者たち(五二七~六〇三年) ほか)
第5章 イスラム教徒の登場と古代世界の終焉(イスラム教の登場(六一〇~六三二年)
イスラム支配下の古代世界(六三二~八〇九年))

著者等紹介

ブラウン,ピーター・ロバート・ラモント[ブラウン,ピーターロバートラモント][Brown,Peter Robert Lamont]
1935年ダブリン(アイルランド)に生まれる。1956年ニュー・カレッジ(オックスフォード大学)を卒業後、同大学のオール・ソウル・カレッジでフェロー(特別研究員)に就任。1970年マートン・カレッジ(オックスフォード大学)のレクチャラーに就任(兼務)。1975年ロイヤル・ハロウエ・カレッジ(ロンドン大学)の教授に就任。1978年カリフォルニア大学(バークレー校)の教授に就任。1986年プリンストン大学のロリンズ記念講座(歴史学)教授に就任、現在にいたる

宮島直機[ミヤジマナオキ]
1942年岐阜県に生まれる。1966年東京大学・法学部を卒業。同年、中央大学・法学部の助手に就任。1978年中央大学・法学部の教授に就任、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

組織液

15
それまで「蛮族の侵入」「キリスト教の授与」などを原因に語られていたローマ帝国の衰退と滅亡という概念に、一石を投じた名著です。前々から読みたいと思っていました。この本では古代末期は衰退と滅亡の時代という考えをやめ、西欧(カトリック教圏)、東欧(東方正教圏)、近東(イスラム圏)がそれぞれ独自の道を歩み始めた時代とし、その中(特に地中海周辺)で伝統的勢力と新興勢力がせめぎ合っていたとしています。そしてその二つを繋げていたのが古代の古典教養だったと… 今度ギリシアやヘレニズム文化も少し勉強してみます。2021/02/28

yooou

8
☆☆☆☆★ 期待以上の内容で大満足でした。キリスト教・イスラム教の布教と衝突の歴史がすこし理解できるようになったと思います。2014/02/28

刳森伸一

4
ローマがどのようにしてキリスト教の国になったかを中心に、古代末期の社会変化や「革命」を描きだす。強引なところもあるが、論考としては面白い。ただ、もう今となっては古いところもあるので、内容にどの程度信を置いてよいのかはよく分からない。2016/02/02

natsunokujira

0
タイトルの内容をしっかり教科書的に記述した内容。ローマから東の物語が苦手でそれを払拭したかったんだけど、ちょっと失敗(・∀・)もうちょっと訓練を重ねて再読したい。2017/01/08

amemosky

0
ローマ帝国が東西分裂してからイスラム帝国の時代までを概観し、直接「なぜキリスト教化したか」を論じる内容ではないですが。キリスト教化したローマ帝国=ビザンツととらえました。ローマは領土拡大した結果、辺境の属州から皇帝になるものが出るようになり、社会階層の転換が起きた。新興の都市住民は、農耕をベースとした古来の神々でなく、都市の宗教キリスト教を受容していた。という理解でいいでしょうか? ビザンツ帝国ーササン朝ペルシャーイスラム帝国へと古代の文化が引き継がれていく影響関係もたいへん興味深く読みました。2017/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/221764
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。