刑務所の怪談―元刑務官が体験した怪奇事件簿

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刑務所の怪談―元刑務官が体験した怪奇事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569701066
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

内容説明

かつての処刑場跡などに建つことの多い刑務所。そこには、被害者となった人々の無念の思いや処刑された罪人たちの残した気のエネルギーなどさまざまな怨念が渦巻いている。そんな塀の中で本当にあった恐怖体験・不思議現象を死刑執行にも関わった元刑務官が初めて語る。

目次

第1章 怨霊乱舞(お札;十戒;童舞)
第2章 魔界の扉(ステンドグラス;レンガの館;トライアングル)
第3章 怪奇の泉(聖女の涙;消印のない葉書;汽笛が聞こえる)
第4章 囚人との面接記録より(宅配便;届くはずのない差し入れ;どうしても伝えたい面接記録)

著者等紹介

坂本敏夫[サカモトトシオ]
ノンフィクション作家、小説家、俳優。1947年生まれ。法政大学法学部中退。1967年、大阪刑務所管理部保安課に採用される。同所で夜勤看守、警備隊員、工場担当、夜勤監督部長などを歴任。1972年、神戸刑務所管理部保安課・夜勤係長、警備係長、工場処遇係長を歴任。1976年、大阪刑務所管理部保安課・工場処遇係長。1977年、法務本省に転任。1985年、東京矯正管区矯正専門職。以後、長野刑務所、東京拘置所、甲府刑務所、黒羽刑務所で課長を歴任、1994年、広島拘置所総務部長を最後に退官。刑務アドバイザーとして『13階段』『愛の流刑地』『踊る大捜査線』など。アドバイザー兼役者として『父と子の旅路』『休暇』など多数の映画、TVドラマにも出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

arekcey

3
著者の女性観にぎょっとしつつもいつの年代の出来事か確認すれば、まあそんなものなのだろうなあと自分を納得させる。紹介される女囚もアレな人だし著者なりの経験則から導き出された男女観なのだろうな。所謂「女より女らしい男」たちへの視線にはほのかな愛と慈しみもある事だし。 タイトルはおどろおどろしいけど意外とリリカルな本だった。2018/01/25

うさっち

3
十九歳から四十六歳まで刑務官を勤めていた筆者が実際に刑務所で起こった恐怖体験を語る本。思ったほど怖くなかったけど、処刑場跡に建つ刑務所の紹介や実在した死刑囚の話、刑務所に出る幽霊をお祓いしたいが予算が降りないなどリアルでした。2012/05/23

かねかね

2
タイトルから、かなり怖いのかなと思ってたんですが、さほどでもなかったです。刑務官の仕事が知りたかったので借りたんですが、怪談としても仕事内容に関しても書き方が中途半端な感じがします。案外面白かったですが。2010/01/28

澤水月

2
永山則夫ら有名死刑囚にまつわる話が突如秀逸2008/08/14

ぼの

1
あおるわりに全然怖さが分からなかった。2009/10/26

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