出版社内容情報
本誌は日中戦争中の昭和14年~19年、中国の広東で南支派遣軍報道部が刊行、検閲もなく自由に編集執筆されていたという幻の兵隊投稿雑誌です。戦争の中で兵隊が何を思い、どのように生きたかがわかる貴重な雑誌です。現在、日本中を探しても国会図書館を始めどこにもありません(東京と神奈川の近代文学館に僅か三冊あるだけ)。36冊を4冊に合本して、4色カバーつきの箱に収めました。
推薦者:木村尚三郎(東京大学名誉教授/静岡文化芸術大学学長)、小沢昭一(俳優)、鶴見俊輔(哲学者)、石田一郎(東方学会顧問/当時『兵隊』の編集者)