出版社内容情報
攘夷・維新・日清・日露から現在まで,近代日本は戦争の連続。兵士の体験,銃後の心情が日本人の意識を作り,時代を動かし,歴史を作る。幕末以来戦争に明けくれた日本人一般の体験を背景にした史論,日本論。
『日本歴史』2003年1月に書評が載り、激賞されています。
目次
第1章 近代日本の構図
第2章 民衆の原像としての兵士―千葉県我孫子市域を場として
第3章 歴史としての戦争体験
第4章 戦争を問う場
第5章 歴史としての引揚げ体験
第6章 佐渡・日本・アジア
第7章 歴史を問い質す場
第8章 戦争展示の課題―聖なる空間、民族の物語の場として
著者等紹介
大浜徹也[オオハマテツヤ]
1937年12月8日周防大島に生まれる。1961年3月東京教育大学文学部史学科卒業。文学博士。女子学院、中京大学法学部、筑波大学(歴史・人類学系)を経て、現在、筑波大学名誉教授、北海学園大学教授
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