出版社内容情報
2025年の大阪・関西万博において、休憩所・ギャラリー、トイレなど20施設を設計した建築家と識者が、 「記号」 「エコロジー」 「美」 「物語」という4つのテーマについて語ります。本書では、20施設のコンセプトや図面、写真も収録しており、建築家たちの当事者の視点から、建築を取り巻く現状を浮き彫りにした1冊となっています。
【目次】
<4つのディスカッション>
1.記号の拡張あるいは解体
建築は常に言葉を必要としてきた。技術や社会が変化するなか、建築に与えられる記号は時代を映し出す。
2.建築と人間のエコロジー
人間中心主義を脱した先の、建築と人間とを含むエコロコジーは、いかに築くことが出来るか。
3.建築の美(エスセティック)は、未だ語りえるか
日進月歩の建築技術。そのなかで生まれる新しい形に対して、私たちが見出す美とはなにか。
4.建築に物語を込めること、その現代的意味
かつて建築家は、世界に秩序を与える存在でもあった。現代、物語を建築に与える現代的意味を考える。
(ディスカッション企画・監修 本橋 仁 氏)
内容説明
2025年の大阪・関西万博で、休憩所やギャラリー、トイレ等の20施設を設計した建築家20組と、ゲストに迎えた識者による、4つのディスカッションを収録。ディスカッションの企画監修に本橋仁。20施設の図面や写真も収録。建築家たちの当事者の視点から、建築を取り巻く現状を浮き彫りにする。
目次
「4D 建築をわたる4つのディスカッション」
ディスカッション1 記号の拡張あるいは解体
ディスカッション2 建築と人間のエコロジー
万博20施設の風景
ディスカッション3 建築の美(エスセティック)は、未だ語り得るか
ディスカッション4 建築に物語を込めること、その現代的意味
万博20施設