出版社内容情報
1964年・2020年のオリンピック東京大会を軸に、丹下健三と隈研吾の共通点と差異、東京大会での実践、パリとの関わりなどを比較対照し、その魅力に迫る。隈と建築史家・豊川斎赫による解説文、写真家・石元泰博と瀧本幹也撮影の写真を豊富に用い、両者の建築思想を読み解く。パリ日本文化会館で2024年開催の「丹下健三と隈研吾展」図録和英版。世界遺産登録を目指す代々木競技場の建築的魅力も示唆している。
目次
1 代々木競技場と国立競技場(ランドスケープ;線;軒;アーチ;丹下建築の改修、実践を通じて)
2 石元泰博撮影『桂』から見た成城の自邸と竹屋(石元が活写した桂と丹下自邸の幾何学;桂の素材感と竹屋;多様な素材;桂離宮で結ばれる時代とひと;わたしの建築とわたしたちの建築)
3 パリの丹下/パリの隈(パリの丹下;パリの隈;父、丹下健三とのパリの思い出 丹下憲孝)
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