目次
展覧会 ３１１失われた街展（プロローグ；「失われた街」の復元模型展示；３１１ ＳＣＡＬＥ；３１１失われた街展を観て）
シンポジウム ３１１ゼロ地点から考える（基調講演「建築に何が可能か」；ＡｒｃｈｉＡｉｄ：建築家による復興支援ネットワーク；再生：建築にできること）
総括
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
20
紙が堅い本で、めくりにくい。写真と文章。そしてシンポジウムなど、本としては多彩な構成。被災地は航空写真、地図、文章、５００分の１の白模型。この白模型は初めて見たが、雪に覆われた被災地のような感じもする。いや、無機質な感じは否めない。航空写真がカラーなだけに、同じ形の相似形で比べると、そこに人の姿は見えてこない。地域やまちとは何か？ 考えざるをえない。陸前高田市の震災後の航空写真は水没状況が痛々しい（０３９頁）。展覧会は視覚言語を用いている。 2014/11/11
