性感染症から子どもを守るために大切なこと―感染症・ワクチン開発の専門家が語る 原因から症状・治療法・検査・予防・教育法まで

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性感染症から子どもを守るために大切なこと―感染症・ワクチン開発の専門家が語る 原因から症状・治療法・検査・予防・教育法まで

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  • サイズ B40判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784774518503
  • NDC分類 494.99
  • Cコード C0047

出版社内容情報

本書では、いかにすれば現在流行している性感染症患者を抑え込むことができるかについて述べていきます。

感染症の名医として研究・臨床を30年以上にわたって行ってきた著者が近年懸念していることが
「日本国内における性感染症の蔓延」です。

国立感染症研究所の感染症情報センターによる2018年の統計では梅毒患者は7001人で、
8年間前から11倍に増加しています。

また、クラミジア感染症は、女性がかかると不妊症になることもある重大な感染症です。
罹患者数が多く、毎年45万?50万人が新たに感染していると推計されていて、
高校生10人に1人がクラミジア感染症にかかっているというデータもあります。

性感染症は知識があればある程度予防でき、感染しても早期に適切に治療すれば、
ほとんどの場合、治癒します。そのことを知らずに、性感染症にかかってしまう若者が急増していること、
また恥ずかしさなどから医療機関を受診していない罹患者も大勢います。

我が国の中学校や高校では系統的な性教育が十分行われているとはいえず、
世界的にみて日本は性教育の後進国とされています。

高校生の2割近くが性行為の経験があるという統計があり、
性感染症に罹患している可能性も同様にあるのです。
中学生や高校生に性感染症の予防法や検診の大切さ、性感染症にかかってしまったときの対処法、
自分の人生への影響などについて伝える必要があります。

思春期の子どもに性の話はしにくいと感じている親や教師が多いでしょう。
しかし、子どもに性感染症の正しい知識を伝えるのは、子どもの健康を守るために必要なことです。
10?20代の子どもを持ち親世代の方、中学校や高校の教師など教育関係者の方に、
性感染症が広がっている現状を認識して頂き、
性感染症とはどのような病気かを知ってもらいたいと思います。

本書をきっかけに正しい知識を適切な機会に子どもたちに伝えて頂くことを心から願っています。

【目次】
第1章 知ってほしい性感染症の実態
第2章 主な性感染症を知る?症状、検査法、治療法
第3章 性感染症を防ぐために改善するべきこと

内容説明

若者世代に蔓延している性感染症大国・日本に著者が緊急提言!保護者、教育・医療関係者必読。性感染症の蔓延に関する客観的データを集め、性感染症について専門用語の説明を加えるなど、できるだけわかりやすい表現を心掛けました。いかにすれば、現在流行している性感染症を抑え込むことができるかについても私見を述べました。

目次

第1章 知ってほしい性感染症の実態(しのびよる性感染症1 梅毒患者は8年で11倍に!;しのびよる性感染症2 高校生10人に1人がクラミジア感染症に!;しのびよる性感染症3 10代半ばから罹患している! ほか)
第2章 主な性感染症を知る―症状、検査法、治療法(梅毒;性器クラミジア感染症;HIV感染症 ほか)
第3章 性感染症を防ぐために改善するべきこと(妊婦が感染すると胎児への影響も;性感染症の教育は高校生からでは遅い;子どもはインターネットで性情報を収集 ほか)

著者等紹介

奥田研爾[オクダケンジ]
1976年横浜市立大学医学部大院修了。1977年米国ワシントン大学遺伝学教室(Research Associate)。1980年米国メーヨー医科大学免疫学(Assistant Professor)。1982年ハーバード大学(Assistant Professor)。1983年横浜市立大学医学部教授。バーゼル免疫研究所特別研究員。1993年米国デューク大学客員教授。2000年中国医科大学客員教授。2001年横浜市立大学医学部長併任。2003年横浜市立大学副学長併任。2011年横浜市立大学名誉教授。2012年奥田内科院長・ワクチン研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブロッコリー

1
図書館。新聞の週刊誌の広告などにも、大胆に性の情報が載っている事に驚く。正しい知識を伝えていかなければいけない。なんでも自由にするのではなく、未来のことを考えて行動した方がいい。 2020/09/19

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