承孝相・張永和Works:10×2

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887062344
  • NDC分類 523.21
  • Cコード C3052

内容説明

今、東アジアは溶解し、共鳴しあう。韓国、中国、そして世界へ東アジア建築世界を翔ける2人の建築家。

目次

Preface 東アジアの建築的国境を越えて―承孝相と張永和の建築
承孝相(concepts―Culturescape with Urban Void;守白堂;ウェルコム・シティ ほか)
張永和(concepts―3 Researches;ヴィラ・シャンユーチェン;二分割の家 ほか)
Dialogue 融合する東アジア建築世界から

著者等紹介

村松伸[ムラマツシン]
1954年静岡県生まれ。1978年東京大学工学部建築学科卒業、1987年東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1981‐84年北京・清華大学留学、1992‐93年韓国・ソウル大学客員研究員、1996年ハーバード大学客員研究員。現在、東京大学生産技術研究所助手、工学博士

承孝相[ショウコウソウ]
1952年生まれ。ソウル国立大学を卒業後、ウィーン工科大学で学ぶ。1974~1989年故金寿根のもとで働く。1989年独立、履露斎を設立。韓国建築界に大きな影響を及ぼした4.3グループのコアメンバー、ソウル建築学校のボードメンバーを務める。またソウル近郊に現在建設が進んでいる「坂州ブック・シティ」のコーディネーターを務めている。アメリカ建築家協会名誉会員。ノース・ロンドン大学名誉客員教授を経て、現在ソウル国立大学で教鞭を執る。その仕事は、20世紀の西洋文化に対する彼の批評的関心である「貧者の美学」という主題に基づいている。「鶴洞守拙堂」(1993)「守白堂」(1999)「ウェルコム・シティー」(2000)などの作品に対して多くの賞を受賞。韓国国立現代美術館「2002年の芸術家」に初めて建築家として選定され、同館で個展を開催

張永和[チョウエイワ]
1956年北京に生まれる。1984年カリフォルニア大学バークレイ校にて建築の修士号を取得。1989年米国公認建築士。1992年より中国で活動を始め、1993年アトリエ非常建築(FCJZ)を設立。現在、北京大学教授、北京大学大学院建築研究センターの研究科長を務める。1987年新建築住宅設計競技1等、1996年Progressive Architecture Citation Award1等、2000年ユネスコ芸術奨励賞など受賞多数。ボール・ステイト大学、ミシガン大学、カリフォルニア大学バークレイ校、ライス大学などで教鞭を執り、2002年にはハーバード大学丹下健三チェアとして教授を務める。最近では、イエール大学、プリンストン大学、コーネル大学、南カリフォルニア建築大学、ペン大学、カリフォルニア大学バークレイ校、ベルラーヘ・インスティテュート、香港中文大学、台湾東海大学などで講演を行っている
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