内容説明
実現するデザイン―既成概念を超える。行動するデザイナーたちの方法論。エットレ・ソットサス、ジャスパー・モリソン、カリム・ラシッド、ロン・アラッドらも参加した、最強のデザイン書。
目次
5人の活動(黒川勉:フュージョン―交錯するデザイン。要素の均衡理論;岩崎一郎:メタモルフォーゼ―変化し、成長し続ける思想と挑戦;グエナエル・ニコラ:シームレス・マインド―香水ボトルから空間までを、いかに構築するのか;西堀晋:パースペクティブ―生活者というデザインの視座をもち続ける;吉岡徳仁:ビヨンド・フォルム―模索から生まれる有無風の力)
5人の視点(見る作業と発展させる作業―ジャスパー・モリソン;私だけが創造できる世界を目指す―ロン・アラッド;プルラリストを目指して―カリム・ラシッド;考えること。考え直すこと―サム・ヘクト;It’s a mystery to me too.―エットレ・ソットサス)
著者等紹介
川上典李子[カワカミノリコ]
ジャーナリスト。1963年生まれ。大学にて社会科学、ジャーナリズムを専攻。1986年(株)アクシスに入社、デザイン誌『AXIS』の編集に携わる。1994年よりフリーランスのジャーナリスト、エディターとしての活動を開始。1994‐96年にドムスアカデミー・リサーチセンターのデザインプロジェクトにエディトリアル・ディレクターとして参加する。現在は『AXIS』『デザインニュース』『デザインの現場』『Graphis』『Beaux Arts』など、国内外のデザイン専門誌、新聞のほか、一般誌にも多数、執筆。デザインに関する共著に『le design』(Beaux Arts)。日本デザイン学会会員、日本建築学会会員、日仏工業技術会会員
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