内容説明
10代後半から20代、30代の愛とさみしさに悩む女性を対象として書かれた本。どうしても愛が欲しい、けれどいつもつまづいてしまう。癒されたくて、いろいろなことをしているのに、どうしてもこころが癒されない。一人でいると、さみしくて、さみしくてどうしようもない。ときどき、いや、いつも、こんなふうに感じてしまう、という若い女性たちに向けて書かれたものである。
目次
第1章 どうしてこんなに癒されたいのか
第2章 人はどうすれば癒されるのか
第3章 でもなかなか自分を表現できない
第4章 自分を確立するために
第5章 愛が成就しない理由
第6章 愛と結婚の悲劇のからくり
第7章 父と娘の問題
終章 悲劇の癒し方(まとめ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひお
14
人間ここまで誤解し合えるものなんだなぁ…て改めて認識したー。そして関係修復に関していかに男が無力かということもー。・・・誤解される以前の人間はどーしたらいーですか?そう問いたくなる一冊でしたw2010/07/25
ミキ
0
私はおしゃべり好きなのだが、話をする目的がコミュニケーションであると知って驚いた。また話をするときいつも聞き役になっていても、相づちや真剣になって理解しようとするこころでじぶんの自己の確立に繋がることを知ることができた。母と娘の複雑な愛情関係の部分は読んでいて泣いてしまった。まさに自分と母だと思ったからだ。母親がどんな思いに引き裂かれていたのか理解できた気がした。身動きがとれない娘はどうすればいいのか、その答えも著書にある。2019/07/11