内容説明
３０００万年前に北アフリカを覆っていた豊かな熱帯雨林にエジプトピテクスという霊長類が住んでいました。この霊長類は、ヒトを含めてアフリカとアジアにいま住んでいるすべてのサルと類人猿のもっとも古い祖先のひとつと考えられています。本書はこれらの最古の祖先の始まりから現生人が現れるまでをたどるイラスト・ガイドです。様々な祖先のグループの化石の証拠にもとづいて、どこでいつそれらが生きていたのか、それらの適応や環境がどのようだったのか、グループの間の違いやそれらのグループの系統関係はどうであったのかについて述べています。
目次
エジプトの原ホミノイド：エジプトピテクス
アフリカの森林の原ホミノイド：デンドロピテクス
最初の真のホミノイド：プロコンスル
太陽のホミノイド：ヘリオピテクス
ヨーロッパの森林のホミノイド：ドリオピテクス
湿地のホミノイド：オレオピテクス：エナメル質の厚いホミノイド：シヴァピテクス
アファールの南ホミノイド：アウストラロピテクス・アファレンシス
アフリカの南ホミノイド
アウストラロピテクス・アフリカヌス
頑丈な人もどき：パラントロプス〔ほか〕
