内容説明
カール・マイの物語はドイツでは百年の歳月のうちに、聖書に次ぐ発行部数を記録。本巻は全12巻のオリエント・シリーズの最終巻。ドイツ人の主人公カラ・ベン・ネムジは、ついに広域盗賊団バルカン・マフィアの首領シュートに出会い、対決。激動の中東世界が、百年前も今と変わらぬ姿で物語の中で活写されている。同時にオリエント地域の風土、風俗、習慣なども分かる。そしてテンポのあるストーリー展開に魅了される。
著者等紹介
戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)、日本大学経済学部教授を経て、同大学元教授。専攻:ドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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