アドリア海へ

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886952721
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

内容説明

カール・マイの物語はドイツでは百年の歳月のうちに、聖書に次ぐ発行部数を記録。本巻は全12巻のオリエント・シリーズの最終巻。ドイツ人の主人公カラ・ベン・ネムジは、ついに広域盗賊団バルカン・マフィアの首領シュートに出会い、対決。激動の中東世界が、百年前も今と変わらぬ姿で物語の中で活写されている。同時にオリエント地域の風土、風俗、習慣なども分かる。そしてテンポのあるストーリー展開に魅了される。

著者等紹介

戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)、日本大学経済学部教授を経て、同大学元教授。専攻:ドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋良

12
長かったオスマン帝国を巡る旅もとうとう終わり。アルバニアマフィアの首領(でも首領はペルシア系)は不気味な雰囲気だったわりに小物で、あっけなく捕まって死んで拍子抜けだった。この時代、裏でコソコソやる奴がカッコ良いキャラクターでは許されなかったのかもしれないけど、独立の気運高まりつつある時代でもあったからこそ、もう少し民族主義と絡めても良かったのでは?と思う。お調子者のハレフや、たびたび出てくる田舎の村にいがちなクレイジーなお婆さんともう会えないのが寂しい。2023/01/16

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