アルバニア山地にて

アルバニア山地にて

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886952714
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

内容説明

10巻『マケドニアを行く』に引き続き、主人公一行は、広域盗賊団の一味を追跡して、バルカン半島最南部を東から西へとさらに進んで行く。現在のマケドニア共和国の首都スコピエ(ユスキュブ)の南を通って、やがてシャール・ダグ山地の「悪魔の谷」に入る。そこでの冒険の後、謎めいた「宝の洞窟」の入り口で、ついに盗賊団の大親分の側近に出会う事になる。そして…。

著者等紹介

戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)、日本大学経済学部教授を経て、同大学元教授。専攻:ドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋良

13
マフィアの跡を追ってアルバニアの山中を進む一行。地域によっては盗賊が、オスマン帝国からの独立を目標にするナショナリストのように扱われている場所もあり、同志という呼びかけも出てくる。帝国のヨーロッパでの衰退ぶりが分かる。キリスト教に基づく倫理観が血の復讐の掟に敗れる場面もあり。全体的には山の中で話が進むので起伏が乏しく盛り上がりに欠けるけど、絶対的な西ヨーロッパ的キリスト教の価値観が揺らぐところは見所だった。2023/01/09

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