内容説明
世紀を聳動させた三島由紀夫の自決は日本の知的運命に深くかかわる。本書はその精神の軌跡を資料に基づいて解明した。
目次
第1章 三島由紀夫の死
第2章 祖父・平岡定太郎
第3章 三島由紀夫の青春
第4章 「楯の会」と「自衛隊」
第5章 三島事件の波紋
第6章 幻の作品『晴れた日に』―その発見までの顛末
第7章 最後の楯の会
著者等紹介
福島鑄郎[フクシマジュウロウ]
本名、重信。1936年栃木県生まれ。日本出版学会員。メディア史研究会員。主要著・編書:『戦後雑誌発掘』(1972年日本エデタースクール出版部1973年度毎日出版文化賞受賞)『大東亜戦争書誌』(1981年大久保久雄共編日本アソシエーツ・日本出版学会奨励賞受賞)『雑誌で見る戦後史』(1987年大月書店第1回大衆文学研究時代考証部門賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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