筑摩選書<br> 鉄の日本史―邪馬台国から八幡製鐵所開所まで

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筑摩選書
鉄の日本史―邪馬台国から八幡製鐵所開所まで

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017444
  • NDC分類 564.021
  • Cコード C0321

出版社内容情報

大陸から伝わった鉄器文化は日本列島内でたたら吹き製鉄という独自の進化を遂げた。技術と自然が織りなす二千年の発展過程を刀剣など類まれな製品とともに繙く。

内容説明

大陸から日本列島に伝わった鉄文化は、他の地域で類を見ない進化を遂げた。鉄鉱石資源に乏しい国土において砂鉄原料のたたら吹製鉄という独自の製鉄技術を開発し、切れ味鋭く強靱な日本刀を生み出す素材にもなった。類まれな技術の発展過程、幕末以降の近代製鉄技術を経て八幡製鐵所の創業までの道筋を辿る。古代から近代まで、およそ二千年に及ぶ日本における鉄文化の発展過程を追うことで、鉄がいかに長い時間をかけて私たちにとって身近な金属になってきたかを理解する一冊。

目次

序章 隕鉄利用と人工鉄の出現
第1章 中国・朝鮮半島の古代鉄文化
第2章 日本列島の初期鉄器文化
第3章 古代における鉄生産の技術
第4章 武士の時代の鉄生産―中世
第5章 たたら吹製鉄鈩の完成―江戸時代
第6章 幕末の鉄事情―名藩が独自に鉄の生産を試みる
第7章 官営製鉄所の創業へ―明治時代

著者等紹介

松井和幸[マツイカズユキ]
1955年富山県生まれ。1978年静岡大学人文学部人文学科卒。1981年広島大学大学院文学研究科博士前期課程(考古学)修了。博士(文学)。財団法人広島県埋蔵文化財調査センター、北九州市立考古博物館、北九州市立いのちのたび博物館を経て2019年から北九州市立埋蔵文化財センター次長。2021年退職。北九州市立いのちのたび博物館名誉館員。たたら研究会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

72
21世紀に入ってからの本であるのに、兵庫県淡路市の五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき:2001年に発見された弥生時代後期の、国内最大級の製鉄所遺跡。今までの製鉄の伝播、政治状況まで見直すことになってしまったトンデモ遺跡)に、全く言及がありません。なんででしょうねえ。誠実な研究者が誠実に書いた、結果として不誠実な一冊。考古学は怖い商売ですぬ。2022/04/21

AICHAN

33
図書館本。ヒトが初めて鉄を利用したのは隕石(隕鉄)からだったというを読んで「なるほど」と思った。製鉄の歴史を世界的な視野から見て、日本の製鉄歴史を俯瞰する。古代から現代に至るまで。それも詳細に。「邪馬台国」と副題にあったので借りたのだが、邪馬台国については特に論述はない。借りて損した。2023/06/13

スプリント

10
生産方法の進歩と淘汰の歴史がよくわかった。2022/05/05

onepei

4
おもしろく読んだ。 設備の地域性は興味深い。2022/02/18

ケルトリ

3
弥生時代から明治までの日本の鉄器の使用の歴史や製鉄の方法についてよく書かれている。製鉄の入門として非常にためになった2023/09/05

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