宮沢賢治の文学と思想―透明な幽霊の複合体 開かれた自己 「孤立系」からの開放

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宮沢賢治の文学と思想―透明な幽霊の複合体 開かれた自己 「孤立系」からの開放

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  • サイズ B6判/ページ数 449p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886951748
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

目次

第1部 心象スケッチ集『春と修羅』における心象の転換(宮沢賢治の精神的出発点―『春と修羅』の文学的系譜;心象スケッチ「雲とはんのき」における「手宮文字」の意味―国家主義的熱狂からの離脱;心象スケッチ「雲とはんのき」における「ダルケ」の影―西洋的仏教受容の意味)
第2部 『春と修羅』「序」の思想(大正時代の仏教思想―「私」、「現象」、「本体」;大正時代の科学思想―「因果交流電燈」、「第四次延長」;日蓮教学、及び日蓮主義と田中智学の動向;一九二二(大正十一)年・一九二三(大正十二)年の賢治の動向―『天業民報』の記事に沿って
「序」の思想)

著者等紹介

秋枝美保[アキエダミホ]
本名、青木。1955年山口県萩市生まれ。広島大学大学院文学研究科国語学国文学専攻博士課程後期修了。2003年広島大学博士(文学)。現在、比治山大学現代文化学部教授。10月から福山大学人間文化学部に移籍。宮沢賢治学会会員、日本近代文学会会員。『宮沢賢治 北方への志向』で宮沢賢治学会宮沢賢治賞奨励賞受賞(朝文社)
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