内容説明
本書は、樹木等を利用して、地域に則した植栽計画により、失われつつある環境の回復・保全・創出を図り、自然と共存する社会を地域の人びとともに再構築し、かつてはどこでも見うけられた「里山」の景観が身近に見うけられる環境創りを目指す一冊である。
目次
第1部 理論編(景観とは自然と人の繋がり;景観を構成する主役たち;景観の現状と期待される機能;景観の機能を調節する生態系;代表的な景観とその特性;景観における植生の役割;植生による景観分類;植生による環境デザイン;地域文化と環境)
第2部 普及・啓発編(地域づくりと環境;みどり環境づくりとボランティア;市民参加によるいmどり環境づくりのあり方;市民参加によるみどり環境づくりのすすめ方)
第3部 技術・資料編(コンテナ植物について;コンテナ植物による植生のデザイン効果;コンテナ植物による植裁計画;コンテナ植物による植裁工事;コンテナ植物による植裁後の管理;日本の植生)