内容説明
第一次産業革命が、自然の征服に基礎を置いていたとしたら、第二次産業革命は、自然の模倣に基礎を置くことになるであろう。すなわち自然から学ぶ能力、ガイア原則を私たちの経済活動のあらゆる面に組み入れる能力が、今後問われることになる。自然を支配する立場から、自然とともに生きなくてはならないことを認識する立場へと移行するのだ。「共創」と「共進化」は第二次産業革命のキーワードでもある。
目次
1 舞台設定―「ガイア」の登場とビジネスの緑化(ビジネスと社会の新しい「青写真」を目指して;生きている地球…ガイアの発見;大いなるジレンマ…「生きる」ことと「生かす」こと;グリーン・ウエーブ…ガイア経済への転換のパイオニア)
2 サバイバルの青写真:ガイア企業の創立(企業の成熟;ガイア原則(相互依存と共創;自己組織化と自己調節;(太陽)エネルギーを効率的かつ多様に ほか) ほか)