内容説明
本書は、電力系統安定化技術の基礎から応用までを体系的に解説したものである。電力系統内の事故を引き金とした不安定現象を物理的にイメージできるよう、図を交えて分かりやすく解説する一方で、理論面での詳細解説、影響、防止対策、安定化システムの構築技術および具体例など、これまでの専門書になかった内容にまで踏み込んだ十分に読み応えのある内容となっている。電力系統工学を初めて学ぶ大学生から、研究者、電力技術者まで必携の書である。
目次
第1章 総論
第2章 電力系統の事故波及現象とその対策
第3章 系統解析理論
第4章 系統現象とその対策
第5章 系統安定化システム構成論
第6章 系統安定化システム構成例
第7章 今後の系統安定化技術の展望
著者等紹介
横山明彦[ヨコヤマアキヒコ]
昭和59年東京大学大学院工学系研究科電気工学専門課程博士課程修了、工学博士。現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻・教授。電気学会、電気設備学会、IEEE、CIGRE会員
太田宏次[オオタヒロジ]
昭和30年東京大学卒業、工学博士(名古屋大学)、名誉博士(愛知工業大学、英国シェフィールド大学)、日本工業会フェロー、電気学会名誉員、中部電力株式会社第7代社長、電気学会第85代会長、電気事業連合会第11代会長、中部経済連合会第10代会長。第19回オーム技術賞(昭和46年)、第1回電気学会業績賞(平成4年)、第39回電気学会功績賞(平成12年)、紺綬褒章(平成24年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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