出版社内容情報
【特集 石破少数政権の発足と政治変動の兆し】
大河原雅子さん(衆議院議員・立憲民主党/東京21区)に聞く
市民連合と共に勝利多様性こそ力
裏金総選挙を闘って 新人議員に希望がある
市來伴子(衆議院議員・立憲民主党)
東京8区から見た衆議院選挙と今後新たな時代の階段を駆け上がろう
石井 彰(放送作家)
「40日抗争」(昭和53年)の教訓首班指名無効投票は「議会政治の死」
平野貞夫(元参議院議員))
10・27総選挙―立憲大躍進で少数与党体制に
「公共民主」の旗印の下に結集し、政権交代を
小林 正弥(千葉大学教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瓜月(武部伸一)
3
お勧め。金子文夫(横浜市立大学名誉教授)「時代は富裕層課税を求めている」。続く物価高から今「減税」に関する論議が盛んだ。しかし税制をめぐる論点は減税だけなのだろうか。筆者は1990年代から日本の税制において法人・個人とも累進性が著しく弱まり、一貫して高所得層に有利な税制へ変化した事を指摘。一方で法人・高所得者の減税分を逆進性の強い消費税で穴埋めしているとも。この現状の打開に向け筆者は「金融所得課税」強化を提言。さらにG20財務相会議でも「富裕層への増税」の検討が開始されていと紹介する。今読まれるべき記事。2025/04/16